年末にテレビで温泉ランキングを見ていたら、1位が月岡温泉でした。正直それまで知らなかった温泉地で、「そんなにいいなら行ってみたい」と思い、今回の2泊3日の新潟旅行を決めました。東京駅から新潟駅までは新幹線で約2時間です。到着後はレンタカーを借りて移動しました。
1日目は少し足を延ばして笹川流れへ向かったのですが、当日はマラソン大会が開催されていて通行が制限されており、お昼近くまで通行止めとの事。途中でUターンすることになりました。予定変更で村上市内を観光することにしました。道中の川沿いには桜が満開で、まるで春がぎゅっと詰まったような景色でした。
この地域は個人宅の庭に桜の木を植えている家が多い印象で、どの家にも立派な桜が一本ずつあるのがとても印象的でした。しかも、あまり剪定されていないようで、枝が自由に横へ広がり、幹もどっしりとしていて迫力があります。そこに淡い色の花びらが控えめに咲いているバランスが美しく、自然のままの姿に近い桜の魅力を感じました。観光地の整えられた桜とは違い、生活の中に溶け込んだ風景としての桜がとても心に残りました。
村上市内は城下町の雰囲気が残っており、黒壁の町家や細い小路を歩くのが楽しかったです。車は村上駅周辺に停めましたが、散策の中心地まではやや距離があるため、レンタサイクルの利用が便利そうだと感じました。観光エリア自体はそれほど広くはなく、2時間ほどあればゆっくり回れる規模でした。
中でも印象に残ったのが、鮭の加工販売で有名なきっかわです。店内には塩引き鮭がずらりと吊るされていて、その光景は圧巻でした。昔、祖母がよく「しおびき」と言っていたのを思い出し、それがこの塩引き鮭のことだったのかと、ここでようやく理解できたのです。旅先で過去の記憶とつながる瞬間は、嬉しいですね。
その後は再び笹川流れ方面へ向かい、海岸線のドライブを楽しみました。桑川駅から越後寒川駅の間には奇岩が点在しており、荒々しい海と岩の組み合わせが見応えがあります。夕日が美しいことで知られている場所ですが、最近は薄暗い時間帯の運転が少し見えづらく感じるようになり、今回は無理をせず途中の「眼鏡岩」付近で折り返しました。
そこから月岡温泉へ向かいましたが、車で約1時間ほどかかりました。距離としてはそれなりにありますが、道中の景色が変化に富んでいて、移動時間も旅の一部として楽しめました。ただ、一部高速だったんですが、片側1車線で追い越せないとう縛りはありましたが。地方あるあるですね(笑)。
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