「かこさとし展」に行ってきました。
かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと | Bunkamura
「かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと」の特集ページ
絵本が好きで、借りたり買ったりするんですが、かこさとしさんも好きな絵本作家さんの一人です。と言っても、持ってるのは「おたまじゃくしの101ちゃん」だけなんですが。他は、借りて読んでいたのが多いですね。ただ「だるまちゃん」と「からすのパンやさん」の他にもたくさんの本を出していることにびっくりしました。
しかも、科学絵本がかこさとしさんだったことに、さらに驚きました。いくつか知っている図鑑もあって、特に、『海』 1969年 (福音館書店)です。
見開き1ページに、そりゃもう細かく生き物が描かれていて、見ているだけで楽しくて大好きだったんですが、まさかかこさんが描いていたなんて!結びつきもしませんでしたよ。
展覧会では初期の絵画作品が紹介されていて、写実的な絵も描いていたことにも驚きです。東京大学工学部応用化学科卒の工学博士だったのも初めて知りました。絵本作家さんの学歴なんて、気に留めたこともなかったですが、頭のいい人がいて、周りのことを憂いて、良くしていこうと実践していくから、今があるんだなーと思いました。
戦争を経験し、ボランティア活動の中で作られた紙芝居。その後に、出版されていった絵本。創作活動を通して伝えたかった想いが溢れていて、感動しました。子どもたちの未来が豊かになるように、可能性を広げる手伝いをする。絵本を読んでいるときは、そんなところまで全く汲み取れてなかったです!
「だるまちゃんシリーズ」全部そろえたくなりました。フォトスポットのからすとパンがかわいかったです。
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