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【大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱】約150年ぶりの襖絵再会に感動!

「大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱~海を越えた江戸絵画」展へ行ってきました。

平日に訪れましたが、想像以上の混雑ぶりでした。開館時間は9時30分です。9時25分頃に美術館へ到着しましたが、すでに建物に沿って長い列ができていました。案内スタッフの方によると、その時点で約350人が並んでいたそうです。その後も続々と来場者が増え、開館までに列はさらに長くなっていました。

開館後はそのまま入場できるわけではなく、特別展の入口でも再び待機列に並びます。実際に展示室へ入ることができたのは9時50分頃でした。

館内も決して空いているわけではありませんが、展示室内は少しずつ人が流れていくため、空いている場所から鑑賞すれば、それほど大きなストレスは感じませんでした。

展示は3フロアにわたり、作品数も非常に充実しています。私は一通り見終わるまで約3時間かかり、会場を出たのは12時40分頃でした。

最初のフロアは、本展最大の見どころである襖絵です。もともとひと続きだった襖絵が、日本・イギリス・アメリカの3か国に所蔵されることとなり、約150年ぶりに再び一堂に会した貴重な展示となっています。

金箔を背景に色鮮やかな木々や花々が描かれ、鳥や動物たちが生き生きと躍動する姿は圧巻でした。実物を前にすると、その大きさと豪華さに思わず見入ってしまいます。

そのほかにも、狩野派による力強い風景画や、円山応挙の動植物画が展示されていました。応挙が描く動物は毛並みの柔らかさまで伝わってきて、ふわふわとした生き物の表現が大好きです。かわいい。

2階では、「八代浮世絵師」として紹介される浮世絵師たちの錦絵が、時代順に展示されていました。それぞれの絵師の特徴や、どの作品が次の世代へ影響を与えたのかが分かりやすく紹介されており、見比べながら鑑賞するのがとても楽しかったです。

例えば、東洲斎写楽は役者の内面に迫ろうとするあまり、あえて容貌の特徴まで強調して描いたとされます。一方、歌川豊国は当時の人々に好まれる役者の格好良い姿を描き、多くの人気を集めました。同じ役者絵でも表現方法がまったく異なり、「どれも似ている」と思っていた浮世絵が、それぞれ強い個性を持っていることを実感できました。

今回の展示で特に気に入った作品は、葛飾北斎の「鶯 垂桜」です。桜の枝にとまる鶯が繊細に描かれ、鮮やかな藍色が美しい作品でした。

もう一つ見たかった作品が、歌川国芳の「相馬の古内裏」です。巨大な骸骨が現れる迫力満点の作品で、国芳を代表する作品としてもよく知られています。3枚続きの錦絵ですが、2枚ぶち抜きで描かれた骸骨は躍動感があり、圧倒されました。

今回の展覧会を見て一番驚いたのは、これほど多くの日本美術が海を渡り、現在は海外の美術館で大切に保存・公開されていることです。混雑はしていましたが、とっても見応えのある展覧会でした。1日で鑑賞するのはきつかったです。

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