働き始めて間もない職場の同僚に言われたので、休むのであれば休暇が取れることを伝えました。どうもお婆さまが癌らしく、かなり前から入院されていたようで、最近になって、そろそろ危ないようなことを言われたようです。で、ここにきて、あと3日と連絡が来て、遠いので休んで入院先に行きたいとのことを相談されました。
休みたければ、年休があるので取れることを伝えたのですが、こういうセンシティブな内容を仕事をからめて伝えるのは凄い難しいです。「どうしたらいいか」と言われても「私だったら~」とかうかつに言えないのがなんとももどかしいところです。
心の声としては、亡くなっていないのに休むってことは看取りから葬式まで仕事を休むってことだよね。持ち直したら、再度休暇取ってまたお見舞いに行くってことなのかな。いったい何日休もうと思っているのかな。がんと分かっていたのなら、お別れを済ませておく時間があったよね。などなど。
私の祖母の時は、仕事に支障がないように、休みの日に会いに行って、看取れなくても後悔しないような時間を十分に過ごして、あとは亡くなってからお通夜とお葬式に行きました。
これは、私個人の考え方と故人の距離感なので、同じようにやれというのは押しつけであり、傲慢なことなのはわかっています。でもどうしても、仕事と周りを考えてうまくやってくれと思ってしまい、快く送り出せませんでした。ついでに、他の人に愚痴を言ってしまい、自己嫌悪にもなりました。
今日は、自分の嫌なところが見えてしまった日でした。余裕のある寛大な心をもつのはいくつになっても難しいです。
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