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【大徳寺展】曜変天目茶碗と狩野永徳の襖絵を鑑賞

大徳寺展に行ってきました。

前回の経験を踏まえ、今回は開館前に行くのはやめました。とはいえ、11時では遅いかなと思い、10時に到着したところ、入り口にはすでに行列ができていました。折り返しが2回ほどある長い列です。

挫けました(すぐ挫ける)。というわけで、10時半くらいまで待つことにしました。

改めて行ってみると、列は1列になっていたので、並ぶことにしました。待ち時間は5分くらいだったでしょうか。入り口で手荷物検査をしていたため、混雑していたようです。

入ってしまえば、平成館にはすんなり入れました。展示室内も、ほとんど待つことなく、いろいろな作品を見られたのでよかったです。

ただし、「曜変天目茶碗」だけは、列がぐるぐると続いていて、順番に並んで鑑賞するスタイルでした。入り口から並んで5分くらいで見られた印象です。ところが、鑑賞を終えて出てきたら、列が長くなっていました。混雑する時間帯には、もっと待つことになりそうです。

作品数はかなり多く、人物画の掛け軸が一番多かったように感じました。私は風景や生き物の絵が好きなので、そうした作品も楽しめました。

なかでも、牧谿の「観音猿鶴図」の猿がかわいかったです。ふわふわとした毛並みと長い手足が印象的で、子供を抱っこしながら木の上にいる姿が、なんとも穏やかで好きです。

「一休宗純像」の一休さんは、ぼさぼさの短髪に無精ひげ、足を組んだ姿が印象的です。型破りな人物だったそうですが、あの小坊主時代のお話を思い出すと、確かに生意気そうですよね。

狩野松栄の「仏涅槃図」は、大きくて迫力がありました。ただ、作品の下の部分までは伸ばして展示できなかったようで、動物たちの絵を正面から見ることができなかったので、近づいて覗き込むようにして見てきました。

そして、お目当てのひとつ、「曜変天目茶碗」も見られました。これで、現存する三つの曜変天目茶碗のうち、2つ目とのご対面です。

前回、静嘉堂文庫美術館で「稲葉天目」を見ましたが、今回の茶碗はそれよりも小ぶりに感じました。色合いは落ち着いていますが、黒い釉薬の光沢が美しいです。

藤田美術館では来年展示されるようなので、こちらも見に行ってみたいです。

狩野元信の「四季花鳥図」の襖絵も美しかったです。鳥の羽の柔らかさや、松の木の皮のかさかさした質感など、細かな描写がいいなぁと思います。

そして、滝から流れ落ちる水の表現がすごいです。水しぶきは、にょろにょろとしたタコの足のようなのに、勢いよく流れ落ちる水の迫力が伝わってきます。独特な描き方なのに、水の勢いまで感じられるのが面白かったです。

狩野永徳の「花鳥図襖」も印象に残りました。4枚の襖を横断するように描かれた梅の木は、躍動感がすごいです。太い幹から伸びた根は、地面をわしづかみにしているようで、どっしりとした力強さがあります。そこから川の向こうまで伸びる枝にも勢いがあり、木の生命力が伝わってきます。

いや~、いろいろな作品を見ることができて、面白かったです。後期も展示作品の大部分が入れ替わるとのことなので、また見に行ってみたいと思いました。

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