
昨年の都立庭園紅葉巡りスタンプラリーの抽選で当選した「選べる年間パスポート」。どの庭園にするかじっくり悩んだ末に、最終的に「浜離宮恩賜庭園」を選びました。
決め手になったのは、ある程度近く、広くてベンチが多く、見所が多いことです。特に浜離宮は、潮の満ち引きで表情を変える「潮入の池」や、広大な花畑が特徴的で、季節ごとに異なる景色を楽しめるのが魅力です。
年間パスポートの交換締め切りは2月末日。それまでに手続きを済ませなければ無効になってしまうため、今日ついに浜離宮恩賜庭園へ行ってきました。
入り口で当選した通知を見せると、すぐに手続きをしてもらえました。スタッフの方から「次回来るときに写真を持ってきていただければ、ラミネート加工できますよ」との案内がありました。なるほど、その場で顔写真を要求されないのは良かったです。
これで1年間、何度でも浜離宮に通えることに!パスポートを手にすると、一層庭園を訪れる楽しみが増した気がします。これまで秋に訪れるばかりだったので、他の季節に来たのは今回が初めて。寒さの中でも庭園にはさまざまな花が咲き始めていて、春の訪れを感じました。
特に目を引いたのは、広大な菜の花畑。一面に広がる黄色の花々が、冬の澄んだ青空に映えてとても美しい光景でした。この菜の花、茹でて食べたら美味しいだろうなー。

菜の花畑の近くには梅の木もあり、何本かはすでに花を咲かせていました。しかし、庭園内の梅林の方へ足を運んでみると、そちらはまだ蕾が固く、小さな膨らみがようやく見えてきた程度。3月に訪れれば、きっと梅の花が満開になっていることでしょう。
年間パスポートを手にしたことで、今後は気軽に庭園散策ができる!と喜んだのですが、ひとつ気になることが。それは、電車賃が入園料よりも高くつくこと。都立庭園の入園料は一般で300円程度ですが、往復の電車賃を考えると、1回訪れるたびに入園料の数倍の交通費がかかる計算に……。とはいえ、それでも美しい庭園の景色や季節ごとの花々を見られるのは良い機会だなと思いました。
今回の訪問で浜離宮の魅力を再認識したので、3月には梅の花を見に再訪しようと決めました。さらに、春には桜や菜の花がより一層華やかになるはず。今年は年間パスポートを存分に活用して、四季折々の庭園の魅力を味わいたいと思います。
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