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柿は買って食べたくない。

秋も深まってきましたね。朝晩はかなり冷え込んできましたが、日中は暖かく、お散歩日和です。散歩できるほど、体力に余裕はないですが。

今の時期、明るいうちに退勤できないので、周りの景色を見る余裕がなかったんで気づかなかったんですが、土曜日のサービス出勤の帰宅時、帰り道で柿の実を見つけました。春先には、桜が満開になる場所なんですが、柿の木もあるなんて全然気付きませんでした。まあ、柿の木は住宅の敷地内ですが。

柿の木

すごくおいしそう。かなり色づいていて、もう食べごろなんじゃないかと思うんですが、収穫されている感じがしません。鳥がつつきに来ていたので、たぶん甘柿だと思うんですが、渋柿なのかなぁといろいろ気になります。もったいない!すごく食べたい(笑)。

柿、好きです。重要なのは、かたさです。ちょっとかためで、しゃくしゃくして歯ごたえがあるものは好きなんですが、ちょっとでもやわらかくなって、ぐにゃってしてしまうと、そのとたん苦手になります。甘さは増すんですが、その甘さが苦手、そして舌触りが気持ち悪くなってしまいます。干し柿になると、食べられるんですけどね。

好きなので、スーパーや八百屋さんで見かけると、すごく食べたいなーとは思うんですが、買うことはまずありません。あの、つやっとした橙色が本当においしそうだし、季節ものなので、今の時季しか食べる事が出来ないのに、お金を払ってまで食べることに、ものすごく抵抗があります。食べたいんなら買えよって話なんですが。

何故かというと、子供のころ、柿が取り放題食べ放題だったからです。田舎育ちなので、自分家に柿の木があって、毎年実がなって、毎日満足いくまでタダで食べられました。なんなら、いくつか違う種類の柿でした。甘百目と次郎柿と、たぶん富有柿。思えば贅沢してましたねー。そんなのだから、お金を払うと負けた気がして、意地になって買っていないのです。誰と勝負しているのか自分でも謎感情です、ホントは買って食べたい(笑)。

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