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【秋の東京散歩】原宿から神宮外苑へ!黄金色に輝く銀杏並木と老舗「とらや赤坂店」を巡る一日

秋の晴れた日、東京の紅葉名所として人気の銀杏並木を巡ってきました。まずは原宿駅からスタート。代々木公園のイチョウ並木を歩くと、青空に向かって伸びる木々が少しずつ黄金色に変わり始めていて、秋の深まりを感じました。葉の間からのぞく青空と、鮮やかな黄色のコントラストが本当にきれいでした。

原宿駅に戻り、ハチ公バス「神宮の杜ルート」に乗って南青山三丁目交差点へ。そこから東京屈指の名所・神宮外苑いちょう並木を歩きました。まだ緑が残る木もありましたが、黄色く色づいた葉が空に向かって高く伸び、地面には黄色のじゅうたんのように落ち葉が敷き詰められていました。見上げても見下ろしても一面の黄色で、まさに秋の絶景スポットです。しかし!銀杏も大量に落ちているので、香りもなかなか個性的でした。

神宮外苑はいちょう並木の名所として有名で、この日も観光客が多く、外国人旅行者の姿も多く見られました。東京観光の定番スポットというのも納得です。平日でもかなりの人出だったので、土日には相当混雑しそうです。写真を撮る人や、ベンチでゆっくりと秋を楽しむ人など、それぞれのスタイルで秋の景色を満喫していました。

その後は、散歩がてら「とらや赤坂店」へ立ち寄りました。東京の中心・赤坂にある老舗和菓子店で、近代的な建物が印象的です。ガラス張りの外観が美しく、通りがかる人も思わず足を止めて眺めていました。店内は2階が売店、3階が菓寮、そして地下にはギャラリーがあります。静かで落ち着いた空間で、和菓子の魅力をゆっくり体験することができました。

とらやは室町時代後期に京都で創業し、五世紀にわたって和菓子屋を営んできた老舗です。なんとなく「歴史あるお菓子屋さん」という印象はありましたが、改めてその長い歴史を知ると驚きでした。ギャラリーで上映されている約35分のVTRを全部見てしまったほどです。歴史上の人物との関わりや、戦時中の困難を乗り越えてきたエピソードを知ると、和菓子の一つひとつに込められた想いの深さを感じました。

とらやといえば羊羹が有名ですが、「夜の梅」という上品な名前の由来にも、職人の美意識や文化の深さが感じられます。高級なので、食べる機会はあまり多くないですが、長い歴史や時代を超えて受け継がれてきた想いを考えながら羊羹を食べれば、一口の甘さの中に重みも感じられて、今まで以上においしく感じると思います!きっと!(笑)

帰り道は、迎賓館赤坂離宮を門越しに見学してから四ツ谷駅へ向かいました。重厚な西洋建築の姿が秋の青空に映え、東京散歩の締めくくりにぴったりでした。

原宿から青山、赤坂、四ツ谷へと続く秋の散歩は気温もちょうどよく気持ちがよかったです。メインは銀杏並木のはずでしたが、帰り着いてみれば「とらや赤坂店」で過ごした時間が一番長かったです。

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