日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション | 展覧会
東京都現代美術館は、常に動き続けるコンテンポラリー・アートを肌で感じることのできるスペースです。
見てきました。ひとりの精神科医コレクターが集めた作品で、日本の現代美術を中心とするコレクションとしては世界最大級だそうです。3500点あまりの中の選りすぐりで、展示されている作品の量も多く、見応えがありました。
面白かったです。美術展は時々行きますが、若手とか現代、それも2000年以降の作品とかを見る機会はあまりないので、興味深かったです。
私が見たかったのは、草間彌生さんと、奈良美智さんです。あと、気付かなかったんですけど、他にも好きな作家さんの作品が多数あって、嬉しかったです。特に、鴻池朋子さんは今月末まで青森県で美術展開いてたので、行ってみたかったんですけど、挫折したところだったので、東京でも見られてよかったです。
池田学さん。緻密さが好き。
青木美歌さん。これは、美しく猛毒な腐海でしょう。
全部を見終わった時、あまりにも多様な作品があり過ぎて、いったいどういう基準で集めているんだろうと、凄く疑問に思いましたが、サイトのインタビューで、よくわかりました。「自分の想像を超えた領域の作品を集める」といったことや、「今ここに生きていることを感じたい」など、作品を収集する理由として、作品を通して現実と向き合う手段というものがあるんだなーと思いました。
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