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【ぐるっとパス】そごう美術館 ミッフィー誕生70周年!

今年2回目の「ぐるっとパス」を購入しました。春にも活用していたのですが、美術館や博物館好きには本当にお得なチケットです。今回は、さっそくそごう美術館で開催中の「ミッフィー展」を見に行ってきました。

ディック・ブルーナさんの手によって1955年に誕生したミッフィー(うさこちゃん)は、2025年でなんと70周年を迎えるそうです。小さい頃から親しんできた絵本のキャラクターですが、大人になって改めて見ると、そのシンプルな美しさにますます惹かれます。黒い線とブルーナカラーの6色だけで構成された世界は、どこまでも潔く、どこまでも優しい。まさに「削ぎ落とされた美の完成形」です。

展示では、ミッフィーが誕生するまでの過程や、ブルーナさんがどのように作品を仕上げていくのか、その制作の裏側も紹介されていました。特に印象に残ったのは、黒い線の描き方です。一気にスッと引いているのではなく、5ミリほどの短い線を「ちょんちょんちょん」と描き足していく様子。あのシンプルな線の中に、丁寧さと温かさが込められていることを知りました。

また、彩色の工程もユニークでした。絵の具ではなく、画用紙を切り抜いて色を貼っていく手法で、ブルーナカラーの画用紙を特別に作っているそうです。絵本という小さな世界の中に、本を読んでいるだけでは分からない手間と工夫が詰まっていることに驚かされました。

展示の最後は、恒例のショップコーナー。ミッフィーグッズがずらりと並び、どれもこれも可愛くて物欲を刺激してきます。ぬいぐるみやマグカップ、文房具、心惹かれるものばかりで、買い物をセーブするのが難しかったです。

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