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桜から新緑へ。不忍池周辺をゆるりと散策

東京の桜もすっかりピークを過ぎ、街のあちこちで葉桜になりつつあります。場所によっては、もう新緑がきらきらしていて、春から初夏へのバトンタッチを感じる頃です。

今回は国立西洋美術館に用事があったので、少し早めに出かけて、不忍池あたりをのんびり歩いてみました。西洋美術館から上野公園へと抜けて、都立美術館の前を通るルートです。

平日の午前中だったのに、人が多くてちょっとびっくり。観光シーズンだから仕方ないのかもしれませんが、思ったよりにぎやかで、「え、これって週末じゃなかったっけ?」と一瞬思ったほどです。

やっぱり桜の時季というのもあるんでしょうね。満開のピークは過ぎているとはいえ、まだまだ花を残している木もちらほら。散った花びらが歩道に重なっている様子も風情があって、これはこれでいい景色でした。

特に、さくら通りあたりでは外国の観光客の方が多くて、写真を撮っている人や、楽しそうに散策しているグループをたくさん見かけました。「これがインバウンドってやつか」と、なんとなく実感。言葉も国も違うけれど、みんな桜を見て嬉しそうにしているのは同じで、ちょっとほっこりする光景でした。

ただ、やっぱりちょっと残念だったのは、人の多さ。せっかく平日に来たのに、静かな空間でのんびりというわけにはいかず、気持ちよく歩くにはちょっと工夫が必要かなと思いました。上野動物園の前を通ったら、開園前からすでに長い列ができていて、こちらも人の多さにびっくりでした。

とはいえ、不忍池のまわりはやっぱり気持ちよくて、池に映る空や、少しずつ色を変えていく木々の様子を見ながら歩くのは、とてもいいリフレッシュになりました。

都内はどこへ行っても混みがちですが、こうして季節の移り変わりを感じながら歩くのも、なかなか悪くないなと思います。近ければ、朝早くに来て、静かな時間を楽しめるのになと思いました。

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