
4月下旬、満開の藤の花を見に亀戸天神へ行ってきました。毎年この時季になると、藤の名所として人気が高まるスポットです。本当は、あしかがフラワーパークにも行ってみたいのですが、ちょっと遠いので、今回は都内で楽しめる場所を選びました。
訪れた日は晴天。まさにお出かけ日和で、藤の花もちょうど見頃を迎えていました。長く垂れた藤の房がたわわに咲き誇り、その姿は本当に豪華で、美しいのひと言です。藤棚の下を歩いていると、ふんわりと甘い香りもただよってきて、春の花の醍醐味をしっかり味わえました。
そして、亀戸天神のもう一つの魅力が、藤棚越しに見えるスカイツリー。歴史ある神社の境内から、現代的なシンボルが見えるこの組み合わせが、なんとも不思議で面白い景色です。

境内には池があり、名前のとおりカメがたくさんいます。この日は暖かかったので、みんな甲羅干しをしていて、とてもかわいらしかったです。のんびりとした時間が流れていて、見ているだけで癒されました。
そして、亀戸天神に来たら外せないのが「船橋屋」のくずもちです。くずもちといっても、葛粉ではなく小麦粉を発酵させて作るタイプで、これがまた独特の弾力があっておいしいんです。添えられた黒蜜ときな粉の風味がとても上品で、食べるのが楽しみの一つになっています。ただ、本店はいつも行列なので、いつかここで食べてみたいです。
花の美しさだけでなく、下町ならではの風情や甘味も楽しめて、心もお腹も満たされた1日でした。
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