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50歳の節目に、久しぶりの同窓会へ。

今年で50歳という節目を迎え、同窓会に初めて参加することにしました。実は、卒業してから30年間、特定の友達以外の同級生たちとは全く会っていません。40歳の時に連絡が来た同窓会も、結局参加しませんでした。今回は、節目だし思い切って参加を決めました。

正直なところ、連絡をくれた一人のことは覚えていますが、他の誰の顔も名前もほぼ思い出せませんでした。そんな状況で同窓会に参加するのは、かなり緊張しました。出席の返事をしておいてなんですが、久しぶりに再会することに対する期待と、不安が入り混じった複雑な気持ちで、めちゃくちゃ気が重くなってました(笑)。

当日になるまで、頭の中を色んな考えが巡りました。「アルバムの写真を見とけばよかった」(探しても出てこなかった)「誰が誰だか分からない」「記憶が一切思い出せない」といった不安が次々と押し寄せてきました。それでも、節目の年に何か挑戦しよう!と思っていたので、「やっぱりやめた」と言い出さずに当日を迎えたわたしは偉いと思いました(笑)。

会場に到着すると、案の定、見覚えのない顔ばかり。でも、緊張していた私に対して、同級生たちは皆、気さくに話してくれて、話しているうちに「ああ、そんなこともあったな」と徐々に思い出も蘇ってきました。

でも、断然新しい話が多かったです。みんなそれぞれの道を歩んできたんだなと思うと、とっても興味深く話が聞けました。そして、何より、50歳というと、育児の話ではなく、けがや病気、病院の話が多くなるっていうのは、本当なんだと思いました(笑)。

そして、世間一般の50歳とはどういう人間なのかというのを改めて観察できたのが良い収穫でした。服装、髪型、化粧の仕方、仕事、生活、考え方。私たちの年代は、就職氷河期真っただ中なので、卒業と同時に正規に就職できた人がほぼ皆無だったんですよ。そんな中、頑張って今を生きている同志の話が聞けたのは、嬉しかったです。

人それぞれだと言ってしまえばそれまでですが、今現在、向上心をもって生きている人がいるのはとっても励みになりました。最初は緊張で不安でしたが、参加してとってもよかったです!そして、皆、異常に酒飲みだという事が分かりました!

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