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更年期とホルモン補充療法、そして漢方。そして、たどり着いた救世主

更年期の症状が出始めたので、婦人科を受診し、ホルモン補充療法(HRT)を始めることになりました。最初に処方されたのは 「エストラーナ」テープ。肌に貼るタイプのホルモン補充剤です。

使い始めると、しびれは解消されました。そして、何となくですが 頭痛と眠りの質が改善されたような気がしました。「劇的に良くなった!」というほどではありませんが、少しでも体調が良くなるのはありがたいものです。

しかし、その後、 「エフメノ」カプセル を併用するようになった途端、大きな問題が発生しました。

「エフメノ」カプセルを飲み始めた数日後、生理が始まりました。久しぶりの生理で「まあ、こんなものか」と思っていたのですが… 痛い。ものすごく痛い。

こんなに生理痛がひどかったことがあっただろうか、というレベルの激痛に襲われました。動けないくらいでした。さらに、経血の量が爆発的に増加。昼用ナプキンではまったく足りず、夜用をしていても漏れるほどの大量出血で、大惨事となりました。職場でこれは辛すぎました。

こんな状況では、ホルモン補充療法を続ける意味があるのか疑問に思い、結局「HRT」を中止 することにしました。

ホルモン補充療法をやめたものの、更年期の症状は続いています。そこで、婦人科の先生と相談し漢方を試してみることにしました。

処方されたのは、以下の2種類です。

「酸棗仁湯(さんそうにんとう)」 → 寝つきを良くするための漢方

「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」 → 筋肉痛やこむら返りを和らげる漢方

「芍薬甘草湯」は、毎日ひどかった こむら返りを抑える ために処方されました。夜中、何度も足がつる という地味につらい症状に悩まされていたので、これで改善すればと期待。

1カ月ほど続けた結果…

こむら返りは、すぐになくなりました!頭痛はまだあるものの、激しい痛みの回数が減りました。夜中に目が覚めるのは 2回が1回になる日も出てきました。ものすごく劇的な改善というわけではありませんが、「まあ、続けてみてもいいかな」と思える程度には効果を感じています。

そんな中、花粉症の季節が到来。毎年のことですが、くしゃみ・鼻水・目のかゆみに悩まされ、今年も 「レポセチリジン」 を飲み始めました。

すると、驚くべきことに、夜中に目が覚める回数が減ったのです!今までは 1~2回目が覚める のが普通だったのに、体調が良い日は 朝までちゃんと眠れる日も!

今まで、花粉症の薬といえば「眠くなるのが難点」でしたが… 今の私にとっては最高のメリット! 睡眠の質が上がったおかげか、 頭痛も飛躍的に改善された気がします!

更年期の症状と向き合う中で、ホルモン補充療法、漢方、そして思いがけず花粉症の薬と、いろいろな方法を試してきました。結果として、「HR」は合わなかったけれど、漢方で少し改善し、さらに花粉症の薬が思わぬ救世主となりました。

更年期の症状は 人それぞれ なので、「これが正解!」というものはなく、自分に合うものを試しながら探していくしかないので、それが厄介ですね。「花粉の季節が過ぎたら、どうしよう……」と、まだまだ試行錯誤中です。「このまま、治ってほしい!」と切実に願います。

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