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隅田川花火大会の思い出と混雑事情

7月26日は、隅田川花火大会でしたね。ニュースなどで映像を見て、あらためて「やっぱり見に行きたいなぁ」と思いました。でも、それと同時に「いや、やっぱり無理……」という気持ちも湧いてきます。そう、あの圧倒的な混雑を思い出すと、年を追うごとに行く気力がそがれてしまいます。

これまでに隅田川花火大会には2回行ったことがあります。どちらも、区報で案内される観覧席の抽選に応募して、運よく当選したときのことです。1回目は第2会場の椅子席、2回目は第1会場の枡席でした。

どちらも、間近で見る花火は圧巻でした。夜空に広がる大輪の花が、目の前でぱっと咲き、ドーンという重低音が体に響き渡る感覚。テレビや遠くから眺めるのとはまったく違う臨場感が素晴らしかったです。暑さも、歩き疲れた足も、その瞬間だけはすっかり忘れてしまうほどでした。あの時間は、今でもとても貴重な思い出です。

でも、花火が始まる前も終わった後も、とにかく大変です。会場を出るのに何時間もかかり、暑さも加わり、駅までたどり着く頃にはヘトヘト。帰りの電車もぎゅうぎゅうで、息をするのもつらいくらいです。行きたい気持ちはあっても、体力的にかなりの覚悟が必要になります。

昨年、妹が「花火大会に行ってみたい」と言い出し、観覧席の抽選に応募したところ、まさかの当選!うれしい知らせではありましたが、過去の記憶がよみがえり、私は丁重にお断りしました。

そして今年。報道によると、今年は過去最高の人出だったそうですね。100万人近い人たちが、隅田川の両岸に集まって花火を見上げたとのこと。あの混雑ぶりを見ると、美しい花火を見たい気持ちはあっても、「命に関わりそう……」という思いがよぎります。

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いつかまた、落ち着いて花火を楽しめるような機会があればいいのですが、今のような人出では、もう行くことは難しいかもしれません。それでも、遠くから聞こえてくる花火の音や、テレビ越しに映るきらびやかな光景に、少しだけ心が浮き立ちます!

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