最近、母がやたらとノートに文字を書いているので、何をしているのか気になっていました。するとある日、「もうだめかもしれないから、通帳とかスマホの暗証番号を書いておいたからよろしくね」と、遺言のように渡され、ぎょっとしました!どうやら体調が悪く、不安が強くなっていたようで「今日は医者に行ってくる」としおしおと出て行きました。
帰宅後にどうだったか聞くと、先生から「その年齢の人はみんなそのくらいありますよ」と言われたらしく、薬を飲んだら少し体が楽になったと、出かけた時の悲壮感が嘘のように、ご機嫌な様子で帰ってきました。しかしその後も気にはなるようで、「塩分の取り過ぎかもしれない」と言い出し、急に塩分控えめの食事にしたり、血圧計を買って毎日測るようになりました。けれど、大きく改善した実感はなかったようです。
そのうち、いくつかの病院を回ったらしく、耳鼻科を受診したときに「睡眠時無呼吸症候群」と診断されたそうです。ついに原因が分かり、CPAPという機械を使う治療を始めることになりました。
使い始めてから数日、母は「夜中に起きることが少なくなった」「朝が前より楽」と言ってました。しばらく続けてみるつもりのようです。マウスピースとか外科的手術とかは聞いたことあるんですけど、寝るときに空気を送る“無呼吸対策マシーン”は初耳でした。
機械の使い方を説明しに来てくれた方も、自身で使っているらしく、ファン同士の布教かと思うほどの熱量で良さを語っていきました。軽く30㎝くらいある箱型の機械ですが、快適さから手放せなくなり、旅行にも連れて行く人が多いらしいです。こんなでかいのホントか?
在宅持続陽圧呼吸療法装置(CPAP)-一般の方向け|【公式】フランスベッド
在宅持続陽圧呼吸療法装置(CPAP)は、睡眠時に医師から処方された空気圧(一定の圧力をかけた空気)を専用のマスクを介して鼻から気道へ送ります。その空気圧により、舌根などの筋肉組織を押し上げて気道を開通させることで、いびきや無呼吸を防止します。
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