
9月から、ついに私の「確定拠出年金(企業型DC)」の受け取りが始まります。最初にこの制度を始めたのは、会社に入社した頃。事務の方に「少額でもやっておくといいよ」と勧められ、よくわからないままスタートしました。
当時は国民年金や厚生年金と同じように「60歳になってから受け取るもの」だと思い込んでいました。しかし、実際には60歳前でも一定の条件を満たせば受け取りが可能だと最近知り、3月に退職の手続きと一緒に受給開始の申請をしました。そして先日、9月から支給されるという連絡が届きました。嬉しい!
退会時に一番悩んだのが、「受け取り開始時期」と「受け取り方法」です。本来なら税金や社会保険料を考慮して、最も有利なタイミングをじっくり検討するのが理想だったと思います。ただ、退職時期は早く辞めたい一心で、深く考えられませんでした(笑)。
「もうフルタイムで働くつもりはないし、早く受け取りたい!」という気持ちが強く、迷わずすぐに開始することに。受け取り方法も、一括よりは分割の方が安心だろうと安易に判断し、20年間にわたって毎月少しずつ受け取ることにしました。
ここ数年はお金の勉強も始め、掛け金は満額まで拠出していました。そのため「結構な金額になっているはず!」と期待していたのですが、実際の通知を見てみると……月々の受取額は約10,000円ほど。光熱費すらまかなえない額で、意外にショック(笑)。
計算してみると、総額230万円が20年間で約280万円に。運用率は約23%。インデックス投資で運用している現在の感覚からすると「すごく物足りない……」と思いますが、そもそも確定拠出年金は「掛け金の全額所得控除」が大きなメリットです。運用益よりも節税効果を重視する制度と考えて納得させてます。
結果として、退職後でも毎月ちょっとしたお小遣いが入ってくることになり、ありがたい気持ちでいっぱいです。初めてこの制度を教えてくれた〇〇さん、ありがとう!初任の頃の私、ありがとう!偉かったぞ!確定申告が面倒だけどね!
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