
2020年に開業したJR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」。名前のインパクトと、駅名決定時の話題性もあって、ずっと気になっていた場所です。そんな高輪ゲートウェイ駅ですが、2026年春のグランドオープンを前に、今年3月に「TAKANAWA GATEWAY CITY第1期の街びらき」が行われたと聞き、足を運んでみました。
私が特に興味を持ったのは、駅舎のデザインです。建築家・隈研吾さんが手がけたということで、ずっと実物を見てみたかったんです。実際に行ってみると、やっぱりすごい!折り紙をモチーフにした大屋根や、障子を思わせる光の取り込み方が、現代的な駅の中に和の雰囲気を取り入れていて、さすがだな〜と感じました。
駅の構内もとても開放感があって、座れる場所がたくさんあるのが嬉しいポイントです。最近の駅は「とにかく立ちっぱなし」な印象も強いですが、高輪ゲートウェイ駅はむしろ「ゆっくりしていってください」と言われているかのような作りでした。特に印象的だったのは、人工芝生が貼られたベンチ。これがまたモフモフで、思わず座ったり寝転んだりしたくなる心地よさです。ただし、ショートパンツだとちょっとチクチクしそうです(笑)。
そして駅周辺、いわゆる「ゲートウェイシティ」のエリアも少しだけ歩いてみました。現時点では店舗はまだ少ない印象ですが、私が訪れた日にはイベントとしてマルシェが開催されていて、美味しそうな和菓子やお弁当、日本酒などが並んでいました。どれもこれも魅力的だったのですが、少しお値段も立派。見ているだけで目の保養にはなりました。
あと、歩行速度程度で決まったルートを巡回している「自動走行モビリティ」にも乗ってきました!誰も乗っていない時でも、ルンバのようにのんびり移動していてかわいい。まだまだ短い距離ですが、徐々に走行距離が長くなって、いろんな地点を結ぶのかなと想像すると楽しいです。

そういえば「高輪ゲートウェイ」という駅名が発表されたとき、いろいろと物議を醸しましたよね。公募1位の名前ではなく、あえてインパクトのある名前を選んだことや、駅名のロゴフォントも「なんだか微妙?」と話題になったのをふと思い出しました。実際に足を運んでみると、そんな背景もあって、この駅は「話題性も魅力のひとつ」と言えそうです。
グランドオープンは2026年春予定とのことで、これから街としてもどんどん完成度が上がっていきそうです。今はまだ発展途上な雰囲気なので、また変化を楽しみに、再訪したいと思います!
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